行方不明の夫の捜索願いと警察の対応

行方不明の夫の捜索願

夫が失踪して行方不明になった場合、
妻であるあなたがまずするべきことは、
警察に捜索願を出すことです。


警察署で質問を受けながら
行方不明者届」という書類を作成し、
それにあなたが印鑑を押して提出します。

その書類が受理されることによって、
警察は捜索を始めることになります。

しかし、その捜索方法は
一様ではありません。

というのは、全ての行方不明者は、
警察によって「一般行方不明者」か
特異行方不明者」の二種類に分類されます。

そして、どちらに分類されたかにより、
捜索方法は大きく異なるのです。

 

一般行方不明者と特異行方不明者:捜索の違い


旦那さんが本人の意思で失踪した場合は、
通常では一般行方不明者として処理されます。

この場合は警察の行方不明者データベースに
登録され、パトロールなど通常の
警察業務によって発見されるのを待つことになります。

つまり、旦那さんの発見のために、警察が
なにか特別なことをしてくれるわけではありません


各警官の日々の仕事のなかで、
言葉は悪いですが、偶然発見される幸運を待つわけです。


これに対し、何かの事件に巻き込まれたり、
自殺の可能性があるときは、
特異行方不明者に分類されます。

この場合はより積極的な捜査が速やかに開始されます。

専任の捜査担当者が置かれ、
大規模な捜索活動や公開捜査が行われたりもします
。 

もちろん、一般行方不明者に分類されるよりも、
特異行方不明者に分類されたほうが、
早く発見される可能性は高まります。

ですのでもし、夫は自殺を考えているとか、
事件に巻き込まれる可能性が高いと
考えられるなら、その根拠を警察にしっかりと説明しましょう。

仮に、遺書があったとしたら、特異行方不明者に
認定される可能性が高くなります。

また、遺書がないまでも、
常日頃から自殺をほのめかしていたとか、
重度の鬱病であるとかが認められれば、、、

署長の判断によりますが、
特異行方不明者に認定されることもあります。


たとえ特異行方不明者に認定されなくても、
悲嘆しないでください。

一般行方不明者と特異行方不明者を合わせ、
警察が届出を受理したうちの、
約38%は警察活動中に発見されているのです。

通常のパトロール等で発見されるのは、
決して珍しいことではないのです。


また、発見されるまでにかかった日数も、
約70%は届出を受理してから1週間以内です。

ですので、夫を早く捜してあげたいと思うなら、
そのうち帰ってっくるでしょうなどと構えずに、
できるだけ早く警察に届出をしてください。